放射線治療室
放射線治療室は放射線治療を必要とするすべての患者さんに、安全かつ適切な放射線治療を実施しています。
目的別では、根治・準根治照射が約20%、術前・術後照射が約40%、緩和目的照射が約40%です。年間照射件数、患者数ともに年々増加傾向にあります。
また各職種(医師、看護師、医学物理士、診療放射線技師、医療秘書)の専門性を生かしたチーム医療体制の構築をめざし、チーム内で情報を提供、共有を密にしています。
開院以来リニアック1台体制で行ってきましたが、がん治療の充実をめざし、2019年11月よりトモセラピーを導入し、2台体制となりました。トモセラピー導入によりIMRT(強度変調放射線治療)、SRT(定位放射線治療)などの高精度放射線治療が今まで以上に行えるようになりました。